天竜産の原木椎茸は、静岡県北遠地域で育まれています。この地域は天竜水系の自然に恵まれ、雨露湿蒸の好条件があります。昼夜の温度差による"凍み"が茸肉を締めて、肉厚で香気が高い濃密な椎茸が育ちます。

この椎茸は江戸時代から評価されており、特色はしっかりとした味わいと豊かな風味です。天竜区を中心とした北遠地方で盛んに栽培されており、原木栽培が主流です。山から切り出した原木に菌種を打ち込んで、2～3年かけて成長させていく方法で育てられています。

今では生産農家も少なりなり、収穫量は年々減少している希少な椎茸です。

原木椎茸は、農薬や化学肥料を一切使わず、自然の力を活かして栽培されています。そのため、安心して食べられます。

天竜地域の自然環境は、雨や湿気、昼夜の温度差が大きいことで知られており、こうした条件が椎茸の肉質を引き締め、風味豊かな椎茸を育てます。遠州天竜産の椎茸は江戸時代から高く評価され、肉厚で香りが豊かなのが特徴です。

この天竜産の原木椎茸の中から、6～10cmサイズの「香信椎茸」を厳選しました。香信椎茸は傘が平たく、厚みが少ないため水で戻す時間が短く、火が通りやすいので、さまざまな料理に便利に使えます。

• ❶ まずは軽く水洗いしてください。
• ❷ ボールを用意して、かさを上向きにして、全体が浸る程度の冷水に浸します。しっかりと浸すためにラップで落し蓋にします。
• ❸ 冷蔵庫に入れて、半日～1日ほどかけてじっくりと戻します。
  

  ※軸は芯まで戻すのに時間がかかりますので、多少やわらかくなった時点で、軸を根元から切り落とします。

  ※時間がない時は、全体が浸る程度の冷水に浸し常温で10分ほどおきます。その後、電子レンジで20秒ほど温め常温で戻していきます。様子を見ていただきご使用ください。

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  ❹ 戻した椎茸は、炒め物や煮物、スープに加えて使えます。戻し汁も捨てずに出汁として利用しましょう。

• 炒め物
• 煮物
• スープ

一味違う料理をお試しください。
香り高い椎茸と旨味が高い戻し汁を余すことなくお使いください。